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プロカメラマンによる撮影テクニック「紅葉編」
きれいですね~、たまらんですね~
この写真はプロカメラマン「福山健太郎」さんの作品です。
では、プロのテクニックを教えてもらいましょう
光を生かす
光の当たる方向や時間帯、天候などでさまざま表情を見せる秋の紅葉。くもりや雨の紅葉だて、味わい深さがあります。光を知って、光を活かすことが、撮影テクニックの第一歩です。
白樺の黄色い葉が、画面の左側から当たる夕日に照らしだされています。背景の薄暗い木々が画面を引き締めて、木が浮き立つ印象に撮れました。
光の向きを考えよう
日中の屋外、特に自然のなかでは、光源といえば「太陽」です。まずは、太陽の向きを考えながら撮影することを、心がけるようにしましょう。
【順光】
ダケカンバの黄色や、ナナカマドの赤が綺麗に出ました。
撮影者が太陽を背にして、被写体に正面から光が当たっている状態です。色鮮やかで、見た目に近い自然な感じが出せます。一方で、立体感のない、平凡な写真になりがちな光の当たりかたでもあります。
【サイド光】
夕日に照らされて、木々に立体感が出ます。
被写体の横・斜横から光が当たっている状態です。木々に影が出るので、風景に立体感が出ます。
【逆光】
葉に日差しが透けて輝いています。こういうポジションならゴーストやフレアも出にくくなります。
撮影者が太陽のほうを向いて、被写体の背後から光が当たってい状態です。光が葉を透かして輝くような写撮る事が出来ます。
曇りや雨天もチャンス
【晴天】
鮮やかな葉の色と、空の青さがキレイです。
青い空や白い雲を背景に輝く、色とりどりの紅葉。紅葉が最も鮮やかに表現できるのは、やはり晴天時です。
【曇り】
フラットに光が回っているので不要な陰も出ません。
くもりの日は、紅葉の鮮やかな色も出ません。ただし、くもりにはくもりの良さがあります。光がフラットに当たるので不要な影が出ず、しっとりと落ちついた表情になります。
【雨】
地面や葉についた水滴が、しっとりと光ります。
雨の日もよい写真を撮るチャンスです。雨の中では光がよりフラットになり、色もさらに落ち着いてきます。葉についたホコリが洗い落とされて、美しさも増します。
ホワイトバランスを理解しよう
撮った写真を液晶モニタで確認して、目で見たイメージと色あいが違うと感じたら、「ホワイトバランス」を調整してみましょう。ホワイトバランスの設定は、「ホワイトバランスオート」にしておいても、充分にきれいな色の画像が撮れます。それでもあえて、日中の屋外では「太陽光」に設定して、必要に応じて設定を変えてみるのです。こうすることで、ホワイトバランスに対する感覚を養うことができます。例えば、くもり空の日なら「曇天(どんてん)」、または「日陰」にして撮影すると、自然な色あいとなります。状況や、伝えたいイメージによって使い分けてみましょう。
撮った写真を液晶モニタで確認して、目で見たイメージと色あいが違うと感じたら、「ホワイトバランス」を調整してみましょう。ホワイトバランスの設定は、「ホワイトバランスオート」にしておいても、充分にきれいな色の画像が撮れます。それでもあえて、日中の屋外では「太陽光」に設定して、必要に応じて設定を変えてみるのです。こうすることで、ホワイトバランスに対する感覚を養うことができます。例えば、くもり空の日なら「曇天(どんてん)」、または「日陰」にして撮影すると、自然な色あいとなります。状況や、伝えたいイメージによって使い分けてみましょう。
【ホワイトバランス:太陽光】
画面全体が青みをおびました。あえてこの色を選んで「寒さ」や「静けさ」などを表現する場合もあるかもしれません。
【ホワイトバランス:曇天】
より紅葉の色を出したいならこちらの設定を。天候に合わせたホワイトバランスで撮影すると、自然な色合いとなります。
レンズを生かす
同じ紅葉の風景でも、広角と望遠、レンズによって写りがガラリと変わります。
広角は迫力を生み、望遠は引き寄せとボケ描写に優れています。レンズの選択で、紅葉の良い部分を引き出してみましょう。
【望遠レンズ】
美しい風景に出会うと、目で見える範囲のすべてを写真に収めたくなります。しかし、いざ写真に撮るとそのときの感動が全然伝わってこない・・・こういう経験はないでしょうか。写真には思いのほか不要なものが映り、散漫になってしまうからです。漫然と広い範囲にカメラを向けるのではなく、いちばん象徴的な部分、いちばん紅葉らしい部分を見つけだし、望遠レンズで引きよせて切りとってみましょう。また望遠レンズは、背景や前景を美しくボカして主題を引きたたせたり、風景の奥行きを圧縮した絵づくりも得意です。紅葉の撮影では、切りとる範囲を調節しやすい、ズームレンズがおすすめです。
【望遠レンズの特徴】
手前のと奥のイチョウの木に遠近感がなくなりぎゅっと圧縮されたような写りになります。
【望遠レンズの特徴】
一番紅葉の綺麗な部分を見つけて、引き寄せて切り取ってみました。
【望遠レンズの特徴】
手前の黄葉、奥の針葉樹、背景の山々はそれぞれ数キロずつ離れていますが、ぎゅっと圧縮されました。
高倍率ズームレンズ
・一本のレンズで広範囲の風景を撮影できる
・軽量コンパクトなので、旅行やスナップ撮影の持ち歩きに最適。
デジタル一眼カメラ“α”[Eマウント]用レンズ SEL18200LE
広角27mmから望遠300mm相当(*)まで幅広い撮影領域をカバーする、光学約11倍のEマウント専用高倍率ズームレンズ。軽量・コンパクトボディで、旅行などで持ち歩くのに最適です。光学式手ブレ補正機能を内蔵し、手ブレしやすい望遠撮影時も、手ブレをしっかり抑えます。また静かでなめらかなオートフォーカスを実現。レンズ外装は高級感あるブラックを採用し、高品位な外観に仕上げています。
⇒【SEL18200LE】商品詳細・ご購入はこちら
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【広角レンズ】
広い範囲を写しとることができる広角レンズは、遠近感(奥行き)も、より強調されます。森林で樹木を仰ぎみて撮影すると、ワイドな感じだけではなく、「高さ」も表現できます。また、主役となる被写体を決め、ぐっと近づいて撮ると、背景となる風景との大きさの対比で、ダイナミックな表現ができます。焦点距離の短い広角レンズならではの表現です。
【広角レンズの特徴】
手前から遠くに行くにしたがって遠近感が強調され、奥行き感のある写りかたになります。
【広角レンズの特徴】
左手より勢いよく伸びる樹木の高さが強調され、画面に力強さが出ています。
【広角レンズの特徴】
鮮やかな紅葉にぐっと近づいて撮影。広範囲に写る背景との対比でダイナミックな写真に。
広角レンズ
・風景撮影に最適な広角からのズームレンズ
・遠くに連なる山々と手前の風景を合わせて1枚に撮り込める。
デジタル一眼カメラ“α”[Eマウント]用レンズSEL1635Z (2014年11月7日発売予定)
35mmフルサイズイメージセンサーとマッチする高い描写性能を誇る広角ズームレンズです。
忠実な色再現とヌケの良い描写を実現しています。標準ズームレンズ(Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS)、望遠ズームレンズ(FE 70-200mm F4 G OSS)とともに使用することで広い焦点距離をカバーします。
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デジタル一眼カメラ“α”[Eマウント]用レンズSEL1018
超広角領域の15mmから広角27mm相当(*)までをカバーするEマウント専用の超広角ズームレンズです。ダイナミックな風景や夕景などの光量が不足しがちなシーンも速いシャッタースピードで撮影可能。さらに光学式手ブレ補正機能も内蔵。円形絞りによる美しいぼけも魅力です。
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円偏光フィルター(PLフィルター)
・乱反射する光をカットし、黄葉や青空などをより深くあざやかに撮影できる。
・水面の反射やガラスの映りこみを抑えたり、青空の色などを濃く鮮やかにして、メリハリのある写真を撮影したりできます。
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●薄型設計で装着時のケラレが発生しません
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